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マウィミウオの世界

間鵜井美魚の生活雑記録

イケアリメイク額

f:id:mauymiuo:20170409072946j:plain美魚はイケアフレームのリメイクをする。紙粘土は扱いやすいのであっという間に仕上がる。もう雨が3日も続いて、安魚を遠出させる事ができない。安魚は昨日、ご飯どきに漁太郎に怒られて、へのじぐちして涙を二粒つつ~っと流した。漁太郎は安魚に怒る時も本気なので横で見ていてドキドキする。父親が怖いと云うのは良いことのような気もするが、美魚は自分の父親が凄く怖かったので、あんまり好まない。漁太郎の怒りには理由があり、家庭でしつけをするのは親の義務である。しつけをする怒りは正統性があり、虫の居所の悪い怒りはただの八つ当たりである。美魚の父親は怒ると木刀を振り回すのでたちが悪かった。食卓にいきなり降り下ろされる木刀の破壊力は絶大で、子どもの頃の食事どきはまったく楽しめなかったことだ。第一に彼はしらふではない。第二に彼は人格が崩壊していた。第三に彼は何時も家にいた。煙たくて不必要な存在、それが美魚の父親であった。漁太郎は酒をまったく飲まないし、少しうるさいがちゃんと理由があり、この食事も全て彼が調理したものである。安魚は
「わかったか」
で解放されると、美魚に抱きつき慰撫され、けろっと食事を再開した。普通っていいな、と美魚は思った。