マウィミウオの世界

美魚の生活雑記録

どうしても飼いたいの

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旦那さんが仕事先でプレステ2を貰ってきた。
ソフトなどは後から108円のを幾つか買ってきた。
分からないなりに安魚はおとんと対戦して楽しむ。
しばらくすると安魚は、
こどもちゃれんじの体験版DVDを何処からともなく引っ張りだしてきて、
「このトラ太郎のゲームやる」
と言う。
パソコンが5年前に壊れているし、
DVDプレイヤーも4年前に壊れている。
プレステ2でずっと見たがっていたこどもちゃれんじの体験版DVDを、
安魚はやっと見ることが出来た。
内容は一口サイズの童謡や生活習慣、トイレの躾などの学習アニメであった。
そのトイレのアニメは有益で、安魚は一人でパンツを脱いで
「行ってくるねー」
とトイレに行けるようになった。
有難う、しまじろう。
DVDには他にも病気、妹を可愛がる、などの内容もあり、安魚は赤ちゃんに優しくするしまじろうに興味津々であった。
そして徐々に、
「安魚赤ちゃんが飼いたいだけ」
と繰り返しねだり始めた。

「赤ちゃんは売ってないし、飼うもんじゃないよ」
「安魚どうしても赤ちゃん飼いたいの」
そんなお願いをされたら、他のご家庭では何とお答えになるのだろう。
兄弟づくりを検討されるのだろうか。
「うちは赤ちゃん飼えないの、ごめんね」
これでは返答としておかしい。
「うちは安魚しか神様に貰えなかったんだよね」
とメルヘンで誤魔化すか。

「安魚赤ちゃん好き。ノラ(うちの猫)も好き」
何にせよそういう気持ち、小さいものを可愛がる心が生まれたのは良いことである。
安魚は大切な体験版DVDを繰り返し自分で見ている。

なんか、健気。