マウィミウオの世界

美魚の生活雑記録

年の瀬を感じるもの

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腕時計の電池をその場で交換してくれるのは助かる。駅前の商店街にある宝石、時計店が美魚御用達である。厄介なのは、午後2時まで社長が来ないとかで、思いたった時に行けないことくらいだ。さらに臨時休業も多い。シャッターに手書きで
[社長都合により一月お休みします]
などと張り紙があったりすることもある。
三ヶ月ぶりにまたそこを訪れると、社長が不在。2時はとっくに回っている。すると、いつも無愛想なおばさん(社長の妻と思われる)が、「社長より時間かかるけどやってみるわー」
とこころよく引き受けてくださる。
なんだ、出来るなら前からやってくれたらいいのに。
社長は旅にでも出ていて、奥さん1人で店番しているんだろうか、もしくはお亡くなりになったのか。
などと考えながら待つこと20分。
無事にまた時計は動き出したことである。
帰り際に
「カレンダーいる?最近もらってくれる人いないのよ」
と、筒状に巻かれたカレンダーを頂いた。
美魚はカレンダー欲しさに福祉ヤクルトを毎年買っている位だし、もちろん喜んで受け取った。

家で開けて更に嬉しい。
こんなカレンダー、今時絶対もらえないから。
30年は使い回してそう!