マウィミウオの世界

間鵜井美魚の生活雑記録

幸運は私の足元にある

f:id:mauymiuo:20170607105728j:plain美魚はある日、安魚のぶらんこを押しながらふと、足元のクローバーの茂みに目を遣った。するといきなり四つ葉を見つけた。
「へーっ!ホントに四つ葉ってあるんだねー」
しゃがみこんで茂みを掻き分けると、一気に14本見つけた。中には五つ葉も六葉もある。
「こりゃあオモチロイ」
以来美魚は四つ葉探しに俄然興味が湧いたことだ。安魚を遊ばせる義務感から解放され、能動的に公園が楽しめる。実際、四つ葉は探せば必ず2、3本は見つかる。スクラッチなどより全然当たりがあるので達成感がくせになる。公園を色々巡るので安魚も喜び、一石二鳥ではないか。
四つ葉は幸運のシンボル。四つ葉はいつも人間の近くに存在している。幸運はいつでも、探し求める人間に微笑みかけて待っている。美魚は今まで知らずにいた幸運の扉を開ける方法を見つけたような気がするのであった。
しゃがみ込んで探している美魚の背後から、
「あれ四つ葉じゃんすごい!」
とか言ってる女児2人に、1本ずつあげたらとても喜ばれた。いい気分。
もうすぐ梅雨になり、四つ葉が探せなくなる。それに、春の頃より虫食い葉が増えてきたことだ。旬を逃さずたくさんストックしておこうと美魚は欲張りすぎる。もし四つ葉が見つからないとしたら、もう誰かに持って行かれたと云うことなのかも知れない。因みに四つ葉は、生き生きとして、こんもり茂っているような株にはまずない。自転車のタイヤでガシガシひかれ続けているような公園の入り口付近や、たばこの吸殻ばかりのようなベンチ付近、子どもの足で踏みつけられる遊具の通り道などによく見られるものだ。四つ葉は踏ん張って生きてる証のように思われる。

ゲンよ、麦になれ!

に通ずるものがあると美魚は思う。
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