マウィミウオの世界

美魚の生活雑記録

ピョンタはミタマノフユによりて

f:id:mauymiuo:20210730173536j:plainオタマジャクシから育て上げたガマガエル。
今はピョンタだけしか残っていない。
去年の11月にピョングがキノコみたいにガリガリになって、ミイラになり死んだ。
死因は餓死ではないかと思う。
夏に公園に、小さなコオロギがウジャウジャいるのに気づいた美魚は、あぶら虫やツツジグンバイなどのさらに小さな虫からこのコオロギに切り替えた。
ピョンタはバクバク食べたが、ピョングは食べなかった。半殺しの蚊をピョング用に与えるも、食欲は戻らなかった。それでも、水浴びで水分を補給するらしく、ガリガリでも3ヶ月生き続けていた。エサを入れても、もう飛びかかる力がないし、かといって、ピンセットは怖がる。
ある夜に脱皮の途中で乾いてしまい、片方の後ろ足が釣られた状態で転がっていて、もう駄目な感じがした。美魚はハサミで皮を切って自由にしてやった。
目を開けているし、喉もふくふく動いていた。それに移動もしている。
が、翌日とうとう死んでしまったのだった。
カエル、しかも1センチくらいの小さなカエルは育てるのが本当に難しかった。f:id:mauymiuo:20210730170617j:plain
たった1匹生き残ったピョンタは、ミタマノフユによりて、死んだ3匹の分までスクスク成長して欲しいと美魚は思う。
今ピョンタは8センチ程に成長したことだ。